『ハングオーバー!』何も考えず笑いたい夜に 名作コメディを!

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『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』

『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』は、行方不明になった友人を探す3人のおバカな3日間を描いた2009年公開の名作コメディである。大スターと呼べる俳優が出ておらず、ネバダ州で15日間で撮影された映画ながら、ゴールデングローブ賞の作品賞を始めとする様々な賞を受賞した。また主演の一人であるブラッドリー・クーパー(『リミットレス』『アメリカンスナイパー』など主演、『アリー/スター誕生』では主演兼監督)にとって出世作となった。

全てを忘れてしまった2日酔い(=ハングオーバー)の3人組。彼らは2日後に結婚式を控えた友人・ダグのバチェラーパーティー(独身最後の夜を友人と過ごすパーティー)としてラスベガスに来ていた。ホテルで目を覚ますと、花婿であるダグがいない。なぜかバスルームには虎がいるし、ソファには見知らぬ赤ちゃんがいる。このままでは結婚式に間に合わない!3人はそれぞれのポケットの中に入っていたものを使ってダグを探しはじめる。

どんな時に見たいか:とにかく笑いたいとき

コメディの中でも笑いの密度が濃く、また常にトラブルが起き続けるために飽きない。深く考えずに笑いたいときに、『ハングオーバー!』はオススメ。

『ハングオーバー!』の3つの見どころ

  • 3人の個性的なキャラクター
  • 忘れたことを思い出していく面白さ
  • ブラックジョークや下ネタ

3人の個性的なキャラクター

  1. 不良教師の美男子・フィル(ブラッドリー・クーパー演)
  2. 医師に対してコンプレックスがある歯科医・スチュアート(エド・ヘルムズ演)
  3. 定職についておらず、常識の通じない肥満体の変人・アラン(ザック・ガリフィアナキス演)

この3人が花婿のダグを探し始めるのだが、それぞれがトラブルメーカーであるためか、事態は収束するどころか問題がどんどん増えていく。ノンストップで笑える。

忘れたことを思い出していく面白さ

2日酔いになるまで飲んで、色々やらかしてしまった経験がある人は少なくないだろう。本作は前日のやらかしの尻ぬぐいに奔走する3人組の物語である。浴室の虎、知らない赤ちゃん、折れた歯、消えたベンツ、突き刺さったマットレス。様々な事件の結果だけが目の前にある

それぞれが繋がっていく心地よさは、さながらサスペンス映画のプロットのようだ(!?)。

ブラックジョークや下ネタ

最後に、本作の面白さは絶え間なく繰り出されるブラックジョークや下ネタ、軽い会話の数々にある。疲れた一日の締めくくりに、クスッと笑える男たちの”もがき”を。2日酔いには気を付けましょうね。それでは。

U-NEXTで視聴可能

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『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』はU-NEXTの無料トライアルで視聴可能。『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』を含む見放題動画20万本・80誌以上の雑誌なども無料トライアルの範囲内で見ることが出来ますのでお試しあれ。また一部の新作もトライアルで与えらえる600ポイントを使ってみることが出来ます。


本ページの情報は2020年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
ご確認ください。


続編は?

『ハングオーバー!』はシリーズ化されていて、2作の続編が同監督・同主演で作成されている。双方の概要を記載しておく。

2作目『ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える』

1作目とは別のとある人物の結婚式が東南アジア・タイで開かれることに。1作目の反省を活かし、静かな結婚前夜を送ろうとした3人だったが…?

  • タイを舞台にした美しくもアンダーグラウンド色の強い絵
  • 一作目以上の情報量とパニック感(と少しのサイコ・サスペンス)
  • 伏線回収も一作目に負けず劣らずで、記憶を取り戻していく面白さを楽しめる

ハングオーバーの1作目を正当に受け継いだ名作である。

3作目『ハングオーバー!!! 最後の反省会』

ハングオーバーシリーズの最終作。主演や監督は同様だが、前2作と異なりそもそもハングオーバー(2日酔い)状態にならないので、記憶を取り戻していくというお約束がない。そのためやや人気が薄いようにも思われる。

  • ハングオーバーやバチェラーパーティーがない、シンプルなロードムービー
  • 前2作の伏線を積極的に回収していく作品
  • 前2作が何のためのトラブルだったのか(誰を成長させたのか)が分かるストーリー

しかし「ハングオーバー!」シリーズの締めくくりとして作られただけに、美しい終わり方をするのでぜひ見てほしい。全て上記のU-NEXT無料トライアルで視聴可能

コメディ
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この記事を書いた人

大阪生まれの映画好きで、当ブログの管理人。
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